なぜか・・・凄く嬉しい。

『だろ?』

「調子に乗るなよ」

『ちっ』

「行くか」

『倉庫?』

「あぁ・・・着替えて来い」

『分かった』

さっきの胸の痛さは消えていた。

これが恋・・・か?

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「聖也、来るときは電話くれって言ったよな」

倉庫に入るなり、この前と同じパターンで

新が聖也に言った。

でも聖也は無視して奥の部屋に入って行った。

『聖也どうしたんだ?新・・・』

「ひかるちゃん・・・何でもないですよ気にしないでくださいね」

そう言われると、余計気になるのが人間ってもんなんだよ・・・。

「ひかるちゃん・・・大丈夫ですか?」

『え?』

「体の方は・・・」

『あっ全然』

「そうですかよかったです」

ジェントルマン~☆

「ひっかるちゃ~んお帰り~!」

そばにルンルンでやって来たのは、パツキン匡・・・。

『元気だな・・・』

「うん!!」

『そうか・・・何よりで・・・』

「うん!!」

こいつ私が何言ってんのか分かってんのか?

よしっ!くだらないが、調査開始!!

『匡、10+100は?』

・・・・・・・・・・・・・

「うん!!」

ダメだ・・・。

こいつ舞い上がってる・・・頂点まで。