たぶんこいつ等が・・・・・"雷桜"

昨日言われたのに、もう会っちゃうなんて!

偶然なのか?これ・・・。

「着いて来てくんないかなぁ~」

ニコニコしているが目がわらっていない。

怖っ!

『嫌だって言っても連れてかれるんですよね』

自分でもびっくりするくらい冷静に言った私。

「分かってる~」

着いて来て、と言われて行った先は・・・白い高級車のところ。

暴走族ってゆーのは・・・金持ちなのか?

「乗れ」

赤髪が言った。

こいつ!聖也とかぶる。

ってってゆーか!!

暴走族はイケメン揃いなのか!?

白琥の皆も整った顔をしていた。

そしてこいつ等も・・・

「なんだよ」

赤髪を見つめていたらしい・・・私。

『な、なんでもねぇよ!乗るぞっ』

慌てながら言って後ろの席に乗った私。

やっぱり整った顔をしている・・・。

「んじゃ~しゅっぱ~つ!」

お前は5歳児か!

助手席に座っている、パツキンに突っ込みたくなる。

『どこ行くんだ?』

なぜか私の隣に座っている赤髪に聞いてみた。

「ん?倉庫」

倉庫?

あ~・・・溜まり場か。