プルルルルル

カチャ

『あっ愛瑞?悪いな・・・電話できなくて』

とりあえず誤っておいた。

でも・・・

「もーーーーっ!!ひかる?何してたのよ昨日!何回電話したと思ってんのよーーー!!」

寝てなかったみたいです。

しかも、かなりご立腹の様子・・・。

『悪いって・・・昨日疲れてて早く寝ちまって「言い訳は結構!」

『はい・・・』

「まぁ・・・でも、大丈夫なのね?」

『はい?』

「昨日の不良さん達に・・・」

あ~あそのこと?

『あ?あぁ・・・大丈夫だ。悪いな心配させて』

「大丈夫ならよかった~・・・学校で詳しく聞くから!今から彼氏とデートなんだ~」

彼氏?あ~・・・違う学校の人だっけかな。

『楽しんで来いよ』

「うん!じゃあねぇ~」カチャ

切るの早っっ!

は~

『ぐぅ~』

お腹空いた。

コンビニ行ってくるかな・・・。

今までコンビニに行く生活が続いていたから

コンビニに行くのは、面倒臭いと思わなくなってしまった。

私は着替えて中身が昨日のままの財布を持ち

家を出た。

今日は走らなくても余裕だ。

7分後・・・

う~ん・・・朝といったらやっぱりイチゴジャムパンだよなっ!

あとは・・・コーヒー牛乳。

私はレジに行き、金を支払ってコンビニを出た。

帰ろうとしたら・・・

「ねぇ~君・・・ひかるちゃん、だよね~」

匡と似た口調で話しかけてくる男。

しかもパツキンって!似すぎている・・・。

男は2人。

もう1人は赤髪。