「家って言ってんだろ?」

『大丈夫だって、だからコンビニ』

「家」

『コンビニっ』

「家」

『コンビニ!』

「はぁー」

か、勝ったぁ!!

聖也は諦めたのか言うとおりコンビニで降ろしてくれた。

『ありがとなっ』

「あぁ・・・」

無愛想すぎる。

「さっさと帰れよ」

『あぁ!じゃぁなっ』

私は言われたとおり走って家・・・マンションまで帰った。

『ぐぅ~』

げっ・・・お腹空いた・・・。

何かあったっけ?

冷蔵庫を開けてみればオレンジジュース・・・があった。

『これだけ・・・』

コンビニ行ってくるかな・・・。

もちろんさっきのコンビニよりももっと近いところ。

制服から私服に着替えて財布を持ち

コンビニへ走って行った。

5分後・・・。

ん~何食べよっかな~・・・。

おにぎりは食べる気分じゃない。

かといって、パンも嫌だ。

さっぱりしたものが食べたい。

あっサラダ!

私は370円のシーザーサラダと、260円のプリンを買った。

・・・・・ってか・・・さっきから視線を感じる。

後ろを向いても誰もいない。

怖っ!

私は行きよりも速いスピードで帰った。