「ひかるちゃん・・・座ってください」

『あっ・・・はい』

なぜ敬語?

自分でも頭に?を浮かせている私に

後ろにいる新が

「ぷっ・・・」

吹いた。

私は思いっ切り後ろを睨んだ。

もちろん新・・・いや

周りにいる人が引いている。

『はぁ・・・』

ソファーは昨日と同じ位置に座った。

・・・でも前を向けば、私の敵・・・?になった

偉そうに座っている、聖也。

『何でいるの?』

「あぁ?てめぇ・・・」

『あぁぁぁぁ!』

あることを思い出し大声を出してしまった。

総長でした。

だからいるのか・・・。納得。

「うっせぇーぞ」

このっ!

『無愛想男!!』

あぁぁぁぁ!!!

「なんなんだてめぇ・・・」

あ~あ・・・

眉間にあんなにもしわが・・・。

なんてことを思っていると

「ひかるちゃん?あの・・・話の方をしてもいいですか?」

新が聞いてきた。

『あ~そうだったな・・・。さっさと話してくれ』

聖也と顔を合わせていると

思ったことを言ってしまう。

早く話を聞いて帰ろうっっ!!