「また来るんじゃない?その人達」

『なんで?』

「だって渡されたんでしょ?携帯番号が書いてある紙」

『あ?あぁ』

「絶対!かけてくるって~!!」

かけてこなくていいから・・・。

知らない番号は出ない派だから、私。

そんなこんなで、昨日のことをいろいろ話しながら、お弁当を食べた。

もちろん持参じゃない。

愛瑞に作ってもらっている。

・・・料理ができないんだよな・・・っていうか、したことないんだよな・・・。

それに比べて愛瑞は、家庭的な女の子。

最初は買って食べていたが

なぜか愛瑞が毎日作ってくれるようになってしまった。

でもまぁ・・・ありがたい。普通に美味しいし。

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午後の授業もなんなく終わり

愛瑞と帰ろうとした・・・・・・が、

「姫~・・・あの・・・門のところに姫・・・を、待っている人が・・・いるんですが///」

『そう・・・ありがとね。咲良ちゃん』

「えっ///あっ//いえ・・・では//」

良かった・・・名前覚えといて。

ってか・・・姫って・・・・・。

咲良ちゃんはちなみに同じ学年です。

っってーーーーーー!

今はそれどころじゃない!誰だよっ・・・。

考えるとあいつ等しか思い浮かばない。

そんな焦っている私に気付いたのか

「行ってみたら?絶対そうだよ~!んじゃっ電話待ってるから~♪」

『えっ・・・』

行っちまった・・・。

しょうがねぇ・・・・・行くか。