「えぇぇぇ!知らないの?えぇぇぇ~」

パツキン悪いがお前は黙ってろ

と言いたいのを止め、パツキンの頭を一発殴った。

「ひかるちゃぁぁん」

泣き叫ぶパツキンはほっといて・・・・・・

『で、誰?』

「ホントに知らねぇのか?」

『うん』

「はぁぁ・・・まったく」

いやいや、こげ茶君。溜め息つかれても・・・。

「東城聖也。帝旺高校の」

『へぇ』

東城聖也・・・ね。

ってか・・・学校の名前まで言われても。

『・・・で?』

「は?」

『パツキンの方は?』

「パツキンってぇぇぇぇ~」

「神山匡・・・」

「あぁぁ!!聖也~俺が言いたかった~~!」

うるせぇなぁ・・・。

ふぅ~ん、神山匡・・・ですか。

『そっか・・・でも名前しってもあんまり得しないから、んじゃ戻るね』

そう言って保健室を出ようとした。

「お前・・・・・・ホントに知らねぇのか?俺達のこと」

は?

『知らないよ』

「何でぇぇぇ!!??」

ホンットにうっるさいなぁこいつは・・・。

『何かあるならさっさと言いなよ・・・』

面倒臭い・・・・・・。

「俺さぁぁ~全国でNo1の暴走族の白琥だよ~」

全国でNo1?

暴走族?

白琥?