はぁ~・・・。

あれから聖也から

帰りは新に送ってもらえっていうメールがきたから

いう通りに新たに送ってもらった。

『新!ありがとなっ』

ハニカンで笑って言った私。

「はい、ではまた明日、おやすみ」

新も、微笑んで言ってくれた。

『おうっ!』

いつもこうしてくれる新たに

私ができることは、ただ1つ・・・

毎日笑顔でいること、だと思った。

お世話になっているから迷惑をかけるわけにもいかない。

"笑顔でいればあいつ等は安心するんだ"

・・・・・と

さっき、新たに教えてもらった。

それでも時々思ってしまう。

私は、白琥の皆とずっとこのままいてもいいのか・・・。

私の秘密・・・

それは・・・・・・・・・

誰もが知っているであろう、ホテル会社

"HARUHIグループ"

親父がそこの・・・ボス、ってか社長。

そう・・・。

私はいわゆる、社長令嬢。

本物の・・・"お嬢様"

だてに、聖華女学園に通っているわけではない。