『せ、いや?』

「お前を守れなかった・・・」

意外な言葉。

「ひかる・・・」

聖也がまた私を抱き締めた。

さっきより・・・強く。

そしてこの静かな倉庫で・・・聖也の小さな言葉が響く。









「俺から離れんな」








願っていたのかもしれない・・・。

聖也からの

この言葉を・・・。