「おい、てめえ何してんだ。嫌がってんだろ―が」

だ、誰?

「てめえ誰だよ!あぁ?」

私の足を拭いていた

男はそう言いながら顔をあげた。

・・・・・・・・でも、男は固まった。

???

「ひっっ!お前等!!・・・・・あの・・・・」

ん?めっちゃ態度変わったんですけど・・・。

何があったの?

「お、お前等・・・びっ白琥の!!」

ビャッコ?

何それ・・・・食べれるの?美味しいの?

「へ~・・・一応名前は知ってんだ・・・・なら話は速ぇーな」

こげ茶の髪(=こげ茶)をした男は言った。

「ひぃっっ!!すみませんでしたぁーーー!」

私を指名した男2人は

逃げるようにこの教室を出て行った。

「大丈夫~?」

こげ茶の隣にいた、金髪(=パツキン)の男が聞いてきた?

『えっ』

今の私は何が起こったのか分からない・・・。

「ホントに大丈夫?」

パツキンは私の顔を覗き込みながら、聞いてきた。

すると・・・・・・

「あ~~大丈夫?ひかるちゃん!」

受付の子が寄って来た。

『うん・・・・』

何とか・・・と、言う前に受付の子が

「保健室行ってきなよ~」

『えっ・・・でも』

「いいのいいの~・・・麻美にはしっかり言っとくからさぁ」

『じゃ・・・そうしようかな』

「ってか1人で大丈夫?」

『うん!大丈夫』

「そっか・・・」

受付の子はそう言って受付のところに戻って行った。