『何の用だ?』

3人の中のリーダーっぽい

茶髪ロングの化粧バリバリの女は

クスッと笑い

「へぇ~確かに"ハンサムな姫"・・・合ってるわね」

と言った。

『何の用だ・・・』

はぁ~・・・面倒臭ぇ・・・。

「ふっ・・・あなたね?最近白琥に近づいている女ってのは」

白琥?

あぁ・・・

聖也達の族の名か。

『それがどうした』

「やめてくださる?ってゆーか、もう白琥には近づかないで」

はぁ・・・?

何だそれ?

あっ!

もしかしてこいつ等・・・

『嫉妬・・・か?』

私がそう言った途端女は私のお腹を・・・・・・

『うっ・・・・・』

なぐ・・・った?

いや、殴ったな・・・・・。

「目障りなのよ!!どうやって近づいたのよ!」

女が髪を乱して吠えている。

「あなたが東城さんの本命なの!?」

『・・・・・』

私が無視し続けていると・・・

女達は、私の体の人から見えないところを

・・・・・・殴り続けた・・・。

私はされるがまま。

私ならやり返せたのに・・・

体が動かない・・・。

「いい?東城さん達には言わないこと!あと、もう会わないで!!」

女達はそう言い残し出て行った。