こうして始まった1日。

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キーンコーンカーンコーン―――

(少々日が経つのが早いですが気にしないでください)

「ひっかる~帰ろ~」

可愛い笑顔で振り返ってきた

愛瑞。

『は、はい』

私達は皆にバイバイをし

校門を出た。

としても、私達が一緒にいるのは校門まで。

「じゃ、あたしこっちだから」

今日は用事があるらしい

愛瑞。

もうすぐ新の迎えが来そうだな。

携帯の画面のデジタル時計を

見ていると・・・

「あなた、春姫ひかるさん?」

その声に、後ろを振り向くと

うちの学校の制服ではない女が3人。

でも、どっかで見たことのある

制服・・・。

『はい』

短く返事をすると

「ちょっといかしら」

うーん、どうしましょ。

『少しだけなら・・・』

「着いて来て」

何だ?

何か嫌な予感・・・。

着いた場所は・・・・・

どっかの廃止した小さな倉庫。