劇はなんとか
無事終了する事が出来たけど



あの時


劇直前で汰津が倒れて

少なくとも私は焦ったし


凄い心配した……



「本当、あり得ないし……」



グシャグシャ



えっ…?



驚いて顔を上げると

優しく笑う汰津が私の頭を撫でてた。



「あー…あの!!と、とりあえずお大事にっ!!」



私はそう言って

保健室を飛び出した。



冷や汗が出そうなくらい焦った。


それは、優しく笑う汰津に

ドキドキしたから?


違う……



じゃー何で?