表ではちょっと嫌がってたけど
実は、結構嬉しかったりする。
「じゃー早速、今日から練習なっ(笑)」
だって、ロミオ役が
汰津だから。
そんな小さな幸せを
喜んでいたら
「何でお前がジュリエットなんだよ」
「はっ?」
私が主役になるのが
よっぽど嫌なのか横から安立が
あからさまな態度で
私に話しかけて来た。
「何~?負け惜しみですか~?(笑)」
「はっ!?ちげーしっ!!」
「じゃー何が不満なのよ。照明さん(笑)」
違うとか言いながら
ジュリエット役に
抜擢された私に対しての
ただの僻みでしょ?(笑)
だって、安立は照明係だから(笑)
「未ー来っ!!」
「何~?♪」
振り返ると亜稀が笑顔で
「ジュリエット祝い(笑)」
そう言って私に苺飴をくれた。
「わぁ~っ!!ありがとうっ!!♪」
「いーえいーえ(笑)」
やっぱり亜稀は優しいっ!!
安立なんかとは違って。

