華恋≪完≫


えーー。
マジかよ。
行かなきゃいけない?
…最悪。


あ、そういえば…


「あのさ、花崎。今から用事できたから、帰るな。担任に言っといて?……じゃあ」


「どこ行くの…?」


早口でそう言えば、甘く、ゆったりとした声が聞こえてくる。


「中学校。弟に呼び出しくらったんだよなー…」


最悪だろ?と苦笑いする。


しかし、その後花崎が言った言葉は予想外のものだった。


「あたしも…行きたいな」