華恋≪完≫


「……疾風っ…」

「……え?」

視線の先を辿ると、走ってきたのか…汗だくの疾風の姿。

「鈴蘭っ……。ごめん…」

「…ずっと待ってたんだから!…疾風のバカ!バカバカバカ…ッ」


はぁー…
やっぱ、疾風には敵わねぇ。

花崎を、こんな笑顔にさしてやる事…俺には、出来ない。