華恋≪完≫


「は?何いって……あ!おう!久し振りっ」

「お、おー…(誰だっけ、こいつ)」

「新、だよな?全然合わなかったから分かんなかったわ!またイケメンになってんじゃん!」

「い、いや…お前こそ整ってんじゃん
(だから、誰)」

自分の記憶力の悪さに、今まで何回も困ってんだよ…。
でも、俺の名前知ってるって事は…知り合いなんだよなー…

「俺の名前覚えてる?」

「う……う、ん?」

「…覚えてねーだろ」

「……悪い」

ここは、正直に言っときましょう*

「疾風だよ!前、サッカーの練習試合で一緒になって……仲良くなった」

あ、そうそう!
思い出した!!

「あぁ…疾風!……え…はや、て…?」

「なに?」

「花崎!」

うおっ、何言ってんだよ!
会話になってねーじゃん……
それに、『はやて』なんて名前…他にいっぱい……


「なんだ、鈴蘭と知り合い?」

こいつかよ!
当たっちゃったよ、しかも俺と知り合いだよ!
世界って、せまいんですねー……