華恋≪完≫


「鈴ちゃん」

「あっ……こんにちは!」

病院に入ると、新のお父様に出会った


「今日だよね、疾風くんの…」

「……はい」


あぁ…だめだ。
新に似てるから、おもわず泣いてしまいそうになる


いつだってあたしは…新の前で隠し事ができないから
本当のあたしを、弱いあたしを出してしまうんだ


まだこんなにも……好き。


「大丈夫。彼ならきっと、成功させる」

ふわっと、頭を撫でられた


似てる。新もいつもこうやって…。