華恋≪完≫


「しーん!僕と席近いねぇ〜」

「……あぁ」

そうだ。この2人…仲が宜しいんだったよ。

ってか、天使―――火海里と、また席が近いのね…

なっんだかな〜……


二人の様子を、ぽ〜っと見ていると、通った一つの影。


「川島くんっ!席…近いんだね〜」

「……あ?」

えっ、桜さんっ?!


あなた……川島くん狙うの?!
嘘でしょ?!

タイプ、変わっちゃった?


「あらやだ。もう忘れちゃったの?」

「……まさか…」

段々と、顔色が悪くなっていく彼。

「そう、そのまさかよ!こんのバカ野郎!!私の存在、忘れてんじゃない!!」

「……悪かったって。まさか、こんな所にいるなんて、思ってなかったんだよ」

「ふーん。あんたって結構、バカなんだ。前から知ってたけどさ。……あ、火海里、久し振り」

「さくちゃんだぁ♪久し振りだね〜!!」


どうやらこの3人、知り合いだったようです。