華恋≪完≫


離れていかないで。
そばにいて。

…………一人は、寂しいんだよ


「まって……まってよ。おねがいっ………!」

「──大丈夫。いるよ、ここに」

突然、聞こえたその声
その声の主は、優しく頭を撫でてくれる

あたし、このひとのこと知ってるよ。
でもさっき、聖那ちゃんと……

「聖那ちゃんは?疾風は?どこ?」

「……聖那?疾風?」

どうして新だけここにいるの?
どうしてあたしに触れてるの……?