華恋≪完≫


「あれ、いない…?」

ダッシュで行ったものの、姿が見当たらない
まぁ、忙しいしな。
俺も、遅くなっちゃったし


仕方ない、か…。

帰ろ

くるっと向きを代えて、部屋を後にしようとしたちょうどその時、窓から吹き込む風のせいでデスクに置いてあった紙が2、3枚宙に浮く。

「おっと、危ね」

それらを取り、もとあった場所に戻して重りをのせたらできあがり。

うん。これで、飛んでどっかにいくことはないだろう

やべ、俺天才だわ←おい