華恋≪完≫


「ありがとね、准くん」

「いーえ!いつでも俺呼んでくださいね!」

もう夜遅いのに、いつまでも元気なのか
准くんは走って帰っていく

よし、あたしも早く部屋に戻ろう

それにしても、暗い。
あたし、暗いのあんまり好きじゃな…

――――ガサッ

「っ!?」

ちょ、えっ、なにっ!?
怖いってば…

後ろに気配を感じる
いやどうか、勘違いであってほしいのだけれど

「なあ、お前」

暗闇に響く低い声

ごめんなさい。怖すぎて、声でないです