華恋≪完≫


「とにかく、ちゃんと休んでな」

「はい、ありがとうございます…」

最後に、すごくかっこいい顔で笑って病室を出たおじさん。

「あ、」

と。扉の前で立ち止まって

「准に送らせようか?それとも…」

それとも…?
そのあとの言葉が分からなくて首をかしげる

「新に、する?」

「!?」

いやいやいやいや…。

「ちゃんと、話してないんじゃない?」

「それは…まぁ…」

してないけども。

話たいけど、心の準備というか…なんというか