華恋≪完≫


「……バカ新」


声が聞こえたのか、同時にこちらを向く二人
色白で瞳がくりっとしている、凄く可愛い女の子だった。
……とてもあたしは敵わない


ねえ、これが……新の答えだったの?



「違っ、これは!」


分かった。分かったから。
あたしもう、新を困らせないから。


でも…新の一番になりたかった




「………もういいよ」




自分でも驚くほどの、冷たい声。
昨日のこと、疾風の入院、今目の前で起こってること……
そのすべてが理解できなくて、頭が混乱して。



気がつけば、無我夢中で走っていた