華恋≪完≫


そんなこんなで、二人にはみっちりと勉強を教えてもらい、
あたしの頭は食べ物がぐるぐる回る中、追試当日がやってまいった訳で。


「す―ちゃんおつかれ―!」


「おつかれ―」


あんまり頭のよろしくない火海里さんも追試だったようで。


「どうだった?できた??」


「う―ん、微妙かな…」


「火海里も!でも前よりは出来た気がする―!」


普通それが当たり前なんだけどね(笑)