華恋≪完≫


どうしてだろう
人は、人を好きになる。
その恋がいくら手の届かないものでも。
いつか報われるんじゃないかと、期待してしまうんだ


「花崎、どうかした?」


「……なんでもない。考えごとしてただけ」


ねぇ、川島くん。
なんであたしを家に呼んでくれたの?
そんな事されたら…自惚れちゃうじゃない。
…止めて、苦しいだけ。


「もう遅いし、寝よっか」


優しく笑いながら言われた問いにあたしはただ頷くしか出来なかった…。