華恋≪完≫


「…変態じゃね―し」


「はいはい。……あ―、腹減った」

親父が俺の肩を二回叩いてリビングへと向かう。
……と、その時


パサッ


「なあ、これ…」


鞄から落ちた、数枚の紙を拾う。瞬間、少しだけ名前らしきものが見えた


《木村―――…》


…木村?
木村って、確か…。
俺の中で、該当人物が浮かぶ


「こら。勝手にみるんじゃない」


「………」