華恋≪完≫


新side


「兄貴は、ただの友達って思ってるかも知れないけど…俺は、本気で好きだから」


「……」


まさか、こんな所で宣誓布告されるなんて。
そりゃ、准の気持ちには気付いてたよ。薄々。
…何年、お前の兄貴してると思ってんの?


「相変わらず、趣味が合うのね。あなた達二人」


母さんが、呆れたように笑う
そうだな…
俺と准は、タイプが一緒だから。

「ちょっと。喧嘩なら、他の場所でしてよね…私、お腹すいたんだけど」


何だか怪しい雰囲気を、変えたのは未音だ。


こいつは、いつもそう。