華恋≪完≫


「あのさ、准くん」


「ん?何ですか?」


「川島家は一体、何人兄弟がいらっしゃるのかしら」


「あー…あいつのことですか?」


そうだよ。
あの、リビングで寝てる可愛い子は…誰?
まさか…兄弟なんて言わないでしょうね?!
いや、多分……そうなんだろうけど。


「あいつは、春【シュン】って言うんです。5歳なんですけどー…本当、生意気な奴で」


「可愛いね」


「まぁ、俺に似て…ですか?」


「………」


「……ですよね。すいません、冗談です」


あなたは、可愛いじゃなく、カッコイイですから
…なんて言ったら、またややこしくなりそうな気がしたので止めときましょ。


「お母さんただいまー」


ってところで、妹と兄貴も登場。