朝のストーカー…。


あたしは
すぐにわかった。


先輩のことだ…。



「お前、付き合ってんの?」


ギクッーーーーーー

その一言で
熱い体温におかされるあたしの体。


「…え、っと……。」


こんなときに限って
陸は黙っている。



もう…

今日は最悪だ…。


「そーだよ…。あたし、あの先輩と付き合ってるの。」