「てゆーか、話ずれたけど。椎奈はほんとに…自覚持ちなさいっ!」
パシッとあたしの肩をたたく
凛ちゃん。
自覚…っていわれても
「椎奈。あんたモテるんだからね?」
「え…」
「学校で人気の二人が恋人同士になったってことは…
それだけ、
いままで以上に目立つってことだからね?」
先輩はわかるけど…
あたしは…。
まだ「うーん」
とうなっているあたしに
凛ちゃんは
「もうっ。いままでラブレター
死ぬほどもらってきたくせに、
鈍感すぎなの、椎奈はっ。」
ラブレターなんて、
もらった覚えもないんだけどなぁ…。

![出会いは密室で[完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.790/img/book/genre1.png)