なにもしなくても 汗がじわりと流れ落ちるような 暑さでも、 あたしはなぜか 日向にすわっていた。 暗い気持ちをなくしたかった。 つらかった。 あたしには兄弟なんていないし 誰にも相談できなかった。 凛ちゃんにも。陸にも。 ため息をつくと同時に 涙がながれて、 ちょっと 頭がくらくらしてきた。 あれ……、 ほんとに目の前が ぼやけてくる… 頭がくらくら… ちょうどそのとき ひやっ…。