泊まる…。 え?! 「と、泊まる?!」 「そ。いーじゃんたまには」 陸とお泊まりなんて 小学生以来なのに 一体どうしちゃったの…陸。 そんなあたしの 思考回路に構うことなく 陸はさっさと 布団をクローゼットから持ち出して ベッドの横に敷いている。 「あ、そーだ。」 「えっ…?」 掛け布団を敷いた後に わざとらしく 陸はなにか 思い出したような仕草をとった。