あたしは龍にしっかりしがみついた。 「よーし!行くぞー!」 「行くぞぉー!」 龍の言ったことを真似するのが大好きなあたし。 「龍!どこに行ってるの?」 「ヒミツ~!」 「え~!教えてよ~!」 「ダメだよ!ナイショ!」 「も~!」 楽しかった。 ずっとこの時間が続けばいいのに… 幸せで仕方なかった。