廉汰君はぜんぜん悪くないよ!… あの時私はぼーっとしてたから…。 「でも…ありがと」 その言葉だけ、自然に声に出た。 本当はもっともっと、伝えたいことあるよ。 たとえば…? その言葉は自分でも信じられなかった。