どうやら娘は歌声を聴いて歩みを進めるうち、他人の家に来てしまったらしい。 娘は迷ったが、未だ門の向こう側から聞こえてくる歌声が気になり、 門を静かにゆっくりと押し開けた。 そして垣根の脇からこっそり左側を覗くとそこには―――……