澪は“何度赤くさせれば気がすむんだ”と小紅にばれないよう、目で密かに訴えた。 「それにしても、穏やかな日だな…」 小紅は空を見上げたまま目を閉じた。 それを見て、つられるようにして澪も目を閉じる。 その時、澪は確かに感じた。 どこか懐かしい感じと、どこかで感じたことのあるようなこの日より。