「はいはい、あげるから。」



そう言って

パクリ、と自分の口の中に

いれてしまった。





「えぇ~~~、よぉたのばかぁ~」


言ってることとやってることが

ちが~う~~~




「はいはい、泣かないの」


こぼれた涙をふきとって

顔を近づけてきた。




「わーい!!」



いつもなら恥ずかしがるけど

な~んか意識も朦朧としてきて…




「……んっ」


陽太の唇を割って

舌を入れて味わう…



し~~あ~~わ~~せ~~