あたし達は しょせん人間。 辛くもなれば 嬉しくもなるし 泣きたくもなる。 そんなん 不良であろうとなかろうと 皆同じなはず。 「お前見たいな 仲間愛があるやつを総長にしてる 林道組のメンバーが羨ましいよ」 あたしがそう、 笑顔で伝えると 「悪かった」 そう言う林道からの 謝罪の言葉。 「お前の言う通りだよ。 とにかく暴れまくって仲間に 俺は強いんだってことわからせようとしてた。 だけどどうやったって伝わんなかった。 だからとうとう… お前を仲間にすればって 思っちまったんだ。」