三つ葉のクーロバー

彼女と歩いて5分後…。






体育館らしき屋根が見えてきた。






「あ！あれじゃない!?」






彼女は指を指して言う。






「あ…。本当だ！」





私はうれしさのあまり笑って彼女の方を向いた。





彼女は時計を見ながら





「ヤバッ！あと2分で入学式始まっちゃうよ！急げ急げっ」





「あ…」






ぐいっと腕を引っ張られながら体育館へ急いだ。