「ねぇ…実和。」


「何?」


「恋って疲れる。」


「ふぅん?
私はした事ないからねぇ?」



実和はまだ恋をした事がないらしい。
って言っても私も初恋。


だからどうしたらいいのか
わからないの。



ガラッ



教室のドアが開いたと思えば



「きゃああああああ///」



それを合図に私はドアを見る。
そこに居るのは、
私の好きな人。

遠山満留。