「フラれたあぁ~~うわぁ~ん」
「そう、だったんだ…残念だったね」
「うん。でも、絶対に諦めない!」
「え…?」
海翔、断わってくれてありがとう。
でも、まだ諦めないみたい。
ますます心配だよ。
でも、あなたは私だけをみていてくれる?
俺様王子。
「はぁ…」
帰り道、溜息ばっか。
♪〜♪
あ、海翔からだ!
「もしもしっ!」
「うっせえなぁ。おい」
「今日、結衣に告白されたでしょ?」
「あ?あぁ」
「断わってくれてありがとう。」
「俺が、お前以外を好きになる訳ない。
俺ん家にすぐ来い。3分以内な~」
ブチッ
あ、またブチ切った。

