強がり男子

 すぐに顔を壁で隠した。




 見つかってないよね……?




 完全に高校生じゃなさそうな頭をしてる人たちが数人と、制服を着てる人が数人。






 全部で10人くらいだ。






「……何してるんだろう…?」





 そこに混ざってる彼を見る。





 すると、向こうから数人の女の人たちが歩いてきて、男の人たちと何かを話しだした。



 しばらくして女の人たちとすぐそばにあった建物に入って行った。





「…あ、連絡しなきゃ」




 私は急いでケータイをだして相談相手に電話する。



 すぐに来てくれるみたいだ。