「恥ずかしい…」



 私の人たちが見てる。




「顔が丸見えなのは俺だっつの」

「ヤダヤダ」

「はぁ…」




 ため息をついた怜斗は私の耳に顔を近づけた。




「?」

「今日の花、可愛い」

「へっ!!??///////」




 か、可愛いって言った!?




 花…って言った…?




 怜斗のほうを見ると怜斗の顔も赤い。




「こっちに方が恥ずかしいだろ? 見られるなんてどうってことねぇ…」





 たしかに…。



 怜斗の言うとおり。




 あんなセリフ…心臓が持たないよ。





 私のドキドキ鳴ってる心臓の音が怜斗に聞こえないか心配です。