靴下を脱いで湿布を貼られた。
「つめたー」
「我慢よ。ずいぶん腫れてるわね…」
「大丈夫ですよ」
ひょこっと立ち上がって先生にお礼を言って保健室から出た。
「手、貸そうか?」
「平気!!」
一歩一歩確かめながら歩くと道のりも長い。
ゆっくりと私の後ろから着いてくる怜斗。
「おわッ」
左足のバランスが崩れて右に傾くとすかさずに後ろから手が伸びてくる。
「あぶねぇ…」
「ごめん」
「みてらんねぇよ」
私のすぐ後ろに来た怜斗は私の脇に手を入れた。
「うわぁあ!! 下ろしてよ!!」
「無理。こんなんじゃ授業始まるっつの」
お姫様だっこされる訳でもなく、担がれるわけでもなく、普通に持たれてる。
抱っこだ。
「つめたー」
「我慢よ。ずいぶん腫れてるわね…」
「大丈夫ですよ」
ひょこっと立ち上がって先生にお礼を言って保健室から出た。
「手、貸そうか?」
「平気!!」
一歩一歩確かめながら歩くと道のりも長い。
ゆっくりと私の後ろから着いてくる怜斗。
「おわッ」
左足のバランスが崩れて右に傾くとすかさずに後ろから手が伸びてくる。
「あぶねぇ…」
「ごめん」
「みてらんねぇよ」
私のすぐ後ろに来た怜斗は私の脇に手を入れた。
「うわぁあ!! 下ろしてよ!!」
「無理。こんなんじゃ授業始まるっつの」
お姫様だっこされる訳でもなく、担がれるわけでもなく、普通に持たれてる。
抱っこだ。

