愛と付き合っていたのは、2年の時。



同じクラスで、委員会も一緒だった。


それで、話す機会が多くて仲良くなった。


笑う顔が可愛くて・・いつの間にか愛のことばかり見ていた。


それで・・『友達以上』の関係になりたいと思ってしまったんだ・・。



そして、ある日の委員会のとき。



「桜木くん、委員会が終わったら・・ちょっと話があるんだけど・・いいかな?」



「あぁ、いいけど」









委員会が終わり、教室で2人きりになった。









「桜木くん・・・私ね、桜木くんの事が好き。私なんかでよかったら・・付き合ってください・・」




「俺も・・愛のことが好きだった。俺でよければ・・ヨロシクな」













この日から、俺たちは付き合い始めた。



愛に騙されているなんて知らずに・・・