「もー…先生ぇー?入りますよぉ?」 ガチャッとドアを開けるて中を見ると、男子がノートを開いた状態で机に突っ伏して…寝ていた。 「?誰だこの人。てか、先生ー?」 寝てるから気を使って小声で呼んだ。 準備室を覗いて見てもいない。てことは、まだ来てないんだ。 「なんだよ、先生が呼び出したくせに…」 はぁーとため息をついて、あたしも男子が寝ている1つしかない大きめの机の隣の椅子に座って、先生を待った。 _