……………。

「おぃっ!星野!!!」

「へぃっ!!?」

「へぃっ…て、おまえ大丈夫か?飛んでたぞ」

「先っ生…頭が……保健室行ってきて良いですか…?」


「おまえな、仮病が俺に通用すると思ってんのか?なんなら俺が頭ん中見てやろーか?ん?」



くそっ。駄目か。


「んもぉー無理ぃぃ!!」

「ぎゃーすか喚いてんじゃねぇ。やかましい」


どーしてこの小説の登場人物はみんな冷たいの?

え?どーなのよ作者さん。

あれから先生がすぐ来て、地獄の時間が始まった。



「ねー先生ー。まだ5月だよねー?もう外真っ暗なんすけど」



そう、今の時間は午後7時45分。


先生に呼び出されたあたしと矢島は、2時間以上頑張った。つもり。