君は兄貴の彼女。





「こらっ。橘っ。橘 流夷(るい)!」


名前を呼ばれ、はっと我に返る俺。
目の前には眉間にシワをよせた、先生。


「お前、なに寝てんだよ。」


そういって、拳骨。


「ちょ、いたいて(笑)」


「痛くない。なに考えてんだ、こら。」


「先生にはわからないよ(笑)青春のことだから」


「あ、こら。(笑)」


ちらっととなりを見ると、爆睡の邑太。
ちょ(笑)


「先生っ。ゆっ、邑太も寝てるよっ!!」


そういって、邑太を指さすと先生の興味は邑太の方へ向かっていて…。


ごめん。邑太(笑)

俺はそっと教室を抜け出した。
ちょうど、教室から出たところで先生の怒鳴り声が聞こえた。