「…な、なにあの子。」


偶然目に入った女の子。


「あ??」


と、邑太も廊下を見る。


「「うおっ。」」


思わずそんな声があがる。


その子は…

パッチリとした、大きな目に
かわいい唇
綺麗に結ばれた、ポニーテール
友達と話すたびにできる、えくぼ。


「かわいっ…」


俺は…一目惚れだった…。